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料理職人に感服

2017 年 05 月 22 日 ブログ

さ清々しい5月、晴れた日は汗ばむほどですが、心地よい季節です。

先日、NHkテレビ番組で、おん年91歳になられる伝説のすし職人「すきやばし次郎」の店主と

今年、古希を迎える天ぷら「みかわ」の店主、早乙女氏とのお二人の、出逢いから、

お互いを意識して研賛を積み、良きライバルとして友情を育み、尊敬し合い、やがて

健康を気使うという当代屈指の名職人同士の人生一騎打ちを観ました。

ご承知の通り、「すきやばし次郎」と云えば、前米大統領、オバマ氏のたっての要請で

安部首相と会食した処で、一度は食べてみたい寿司屋ランキング堂々一位の老舗寿司店です。

「みかわ」は、天ぷらと云う食文化を徹底的に追及し、店主の味覚とワザ

のみならず、食材の持つ特性を分析して、理論的に解明した鉄人です。

両巨匠の言っていたことは、「料理をしながらお客様の前で、ポックリ死にたい」

引退は、即ち人生を全うした時。また、お客様との心のつながりの大切さ「美味しい」と云って

もらえる喜びと、幸福感、「もう一度生まれ変わっても、この道の料理人でありたい」と

さすがに料理界の巨匠らしく、しっかりとした芯と、料理に対する献身的な姿勢に

感服しました。

わたしは、きもの屋に生まれて、毎日がこの中で暮れます。いつの日か、少しでもお二人の

そんな言葉が、相応しい人間になりたいです。

「事を成し遂げる秘訣は、ただ一つの事に集中することにある。」

リンカーン